いよいよ2019年も終わりです。
今年もいろいろなことがありましたが、やっぱりこのブログで駄文とイラストを描き散らしたのが強く印象に残っています。
楽しかった館山若潮マラソン
年明けの館山では妻と10kmを走って大体36分半くらいで年代別ではありますが入賞できました。
タイムは平凡でも、走り始めて1年4ヶ月で賞状をもらえるくらい走れるようになるとは思ってなかったので素直に嬉しかったです。
そのとき泊まったサンディビーチってペンションが最高だったので館山に行くことがある人はチェックしてみてください。
極寒の季節だったので海には見向きもしませんでしたが、ペンションからすぐビーチに行けるロケーションなので海好きな人にはたまらないと思います。
館内も異国情緒たっぷりでなんとなく海外に来たような感覚になります。
朝食もおいしかったし、サーファーも利用しやすいようにお風呂もいくつかあって快適でした。
2020年の館山は地域行事と重なるため不出走ですが、2021年走ることが決まればぜひまた泊まりたいと思うペンションです。
初めての青梅マラソン
2月は高校時代の同級生でもありマラソンの師匠でもある友人から誘ってもらい青梅マラソンデビューかましてきました。
2019年の青梅マラソンの招待選手は服部勇馬選手でした。
第二の服部勇馬という異名をもつおれとしてはテンションガチ上がりでしたが、なんと直前になって欠場のお知らせが・・・
その理由はなんと体調不良とのこと。
おいおい勇馬ちゃん。
体調不良を理由に休んでいいのはおれだけだよ。
自慢じゃないけどおれなんて月に数回は体調不良を理由に会社を休んだり早退したりしてるぜ。
最近は頻繁に「体調不良」をつかったせいもあってか、誰も心配してくれなくなったから、仕方なく家族が体調不良になったことにして「うつっちゃいました!」的な休み方もしてる!
最終的には架空の人物を創造して、そいつに一肌脱いでもらおうかと考えてるんだ!
もはやランナーではく作家になったほうがいいレベルで作り込んでるよ!
(こ、これはまさか明治の文豪、元1000円札の肖像ともなったあの方ですか?勝手にメガネつけんな)
でもまぁ、9月のMGCに向けて今一度コンディションを整えて万全な状態でスタートラインに立てるよう精進していきます、みたいなことも書いてあったし、実際MGCでは我らが大迫傑選手に競り勝って東京オリンピックを内定させたし見事な調整力と言わざるをえません。
第二の服部勇馬として、東京オリンピックも全力で応援します!
(第二の服部勇馬なんて誰も呼んでないのはまぁほっとくとして、普通は後に生まれた人が「第二の◯◯」にならない?)
春から夏はインターバル、秋は水戸黄門漫遊マラソンに向けて
それから春、夏はインターバル中心に、ドリルや長めのJOGを意識して取り入れました。
どれほど効果があったか定かではありませんが、秋になって水戸に向けたペース走をやったとき頑張ってきてよかったとは思えました。
水戸の前はとにかくレースペースでいかに長く走れるかをテーマに練習していました。
結局26.5kmくらいが最長で、このときの感覚としては「まだいけたから30kmまではいけそうだな、そこからは粘ればなんとかなるかな」なんて考えていました。
フルマラソンを2回しか走ってないおれはマラソンの怖さを知りませんでした。
今振り返ると既にこのとき、水戸での失敗は決まっていたように思います。
直前のスピード練習でもいい感じで走れていてその結果をツイッターにアップ。
「これならいけます!」
「おれが達成したときは◯kmを△分だったから大丈夫だよ!」
などの リプをもらっていい気になってました。
30kmから粘ればなんとかなる、
他人のトレーニング内容(距離、ペース)をそのまま自分にあてはめる、
など完全に自分を見失っていました。
そもそも既出の師匠からは「マラソンは30kmからがスタート」と何度も教えられてきました。
自己ベストを出したときもネガティブスプリットでした。
前半は景色、応援、エイドを楽しんで、後半レースに集中するのがおれのスタイルのはずです。
意気込んだ水戸は大失敗
それなのに水戸では目を吊り上げて「このペースを死守だ!」とスタートから周りも見ずにねらった記録のペースで押してしまいました。
25kmを過ぎて集団についていけなくなって、28km地点で心肺も脚も売り切れ状態。
だましだまし35kmくらいまでストップ&ゴーを繰り返すも、両ふくらはぎ、ハム、前腿が攣ってしまいトンネルを抜けた40kmくらいでは歩くどころか立ってすらいられなくなり倒れ込むように座ってしまいました。
2,3分攣りがおさまるのを待って立ち上がり、脚を引きずりながら残り2km。
この2kmが本当に辛くて痛くて情けなくて「もうマラソンやめよう」って考えながら進んでいました。
最後の坂も一切走れずウォーキング。
事前に見ていたコース図を思い出しながら、坂をのぼりきればすぐにフィニッシュだと気持ちを奮い立たせようとするも、心も体も折れてしまっていて全く体が動きませんでした。
さすがにほふく前進のようにはなりませんでしたが、脚を引きずりながら進む様子はゾンビのようであったと思います。
フィニッシュ後は当然達成感などありませんでした。
とにかく「終わった。もうこれで終わりにしよう」と考えていたことを覚えています。
それでもおれは立ち上がる
マラソンやめようっとレース中やレース直後は考えていたけど、その時はちょっと冷静じゃありませんでした。
本来やるべきなのは「どうしてこうなったか?」を振り返ることであり、次同じことをしないために「なにをすべきか?」を考えることです。
あえて具体的な内容を記しませんが、2020年3月の静岡では水戸とは違った心境でスタートラインに立てると思います。
(ソンナバナナのストラバではトレーニング内容を共有しているので興味ある方はソンナバナナに入会してね!)
今は怪我してまるまる1週間ランオフ中です。
自分と向き合う、自分を見失わない、を意識すると1週間休んでも焦りが出てきません。
このオフも治ってからハードにトレーニングをこなすためのトレーニングです。
だいぶ違和感もとれたので明日からJOGして様子みようと思っています。
2020年はどんな年になるかな。
東京オリンピックで盛り上がるだろうし、きっとマラソン界も話題に欠かない賑やかに年になるでしょう。
最後に、しばらく更新してませんでしたがPV「0」の日が1日もありませんでした!
数少ないブログ読者のみな様にはマジ感謝の言葉しかありません!
来年もよろしくお願いします。
さようなら2019年!
それではよいお年を~。
おしまい。