マンネリって言葉を初めて聞いたのは確か小学生くらいのときでテレビの出演者がなにかの拍子に使っていたように記憶しています。
なぜ覚えているかというと、近くで一緒にテレビを観ていた母親に「マンネリって何?」と尋ねたのを覚えているからです。
ドラマの王道
おれが小学校6年生のときはテレビドラマが非常に盛り上がっていて、その代表がなんてったって『ロングバケーション』です。
あの木村拓哉ことキムタクの連ドラ初主演作品として有名で、その数々の記録は今でもテレビドラマ界に燦然と輝いています。
まさに名作中の名作です。
当時は月曜の夜9時になると街から女性が消える、なんて言われるほど人気で、『東京ラブストーリー』でブームとなった「月9」の地位を確立したのがロンバケです。
なお、おれの街では今でも毎日夜9時にもなると街から人が消え「毎9」なんて揶揄されていますが(誰に?)、それは人口のせいであって別にドラマのせいじゃありません。
視聴率男・キムタク
さて、このロンバケからキムタクの視聴率請負人の果てしない旅がスタートします。
あの名作もキムタク、これは駄作だけどキムタクだから最高、キムタクはロン毛、マジで工藤静香、などもはや社会現象となったキムタク。
なんとキムタクが演じた職業は23にもおよぶそうで、そのどれもがキムタク。
どんな職業であろうとキムタクはキムタクです。
ただ『人生は上々だ』とかナメたタイトルのドラマで無職を演じてそれも1カウントされてたけど、普通無職って職業にカウントする?
どうせキムタクになっちゃうからどっちでもいいけどさ
キムタクは何をやってもキムタク
でもおれはここまで書いて1つ気づきました。
キムタクは何を演じてもキムタク、ということは、おれがどんな役を演じたって所詮おれなんだから、おれだってキムタクと同じじゃないか?ってことです。
あまりにもキムタクがキムタク過ぎるがゆえに、どんな役を演じてもキムタクになってしまうという声があるくらいだから、
あまりにもおれがおれ過ぎるがゆえに、どんな役を演じてもおれになってしまう…
ってことが言えるんじゃない?
もはやおれがキムタクと違うのは、おれがキムタクじゃないってことだけだ!
(知ってる!!!誰もが知ってる!その違いこそが全て!)
ちょっと自分でも何書いてるんだかわからなくなってきたからキムタクの話はこの辺にしておきます。
おれのメンタルをここまで乱すなんてさすがキムタクです。
新ドラマも楽しみにしています。
ロンバケすら見てないので見るかどうかわかりませんが。
マンネリ化した練習にマシンガンをぶっ放す!
最近はJOGとペース走ばっかりやってます。
同じようなペースで走ってばかりでもう若干飽きてます。
まさにマンネリ。
世の中のテレビドラマファンがキムタクにマンネリ化してるように(おい!それは絶対言ったらだめだ)おれもペース走にマンネリ化してます。
9/26に3’38/kmで10マイルできたときの感覚はとてもよかったし、9/30に3'50/kmで26km走り終えた後は、まだまだ行けるなぁって感じで本番が楽しみだったんだけど・・・
なんか一週間前とはえらい違いで、先週木曜は350で15kmをサクッと走るつもりが走ってて飽きちゃって11kmで終わり。
そんで昨日の夜勤前はちゃんと30km走れるように時間を捻出して、しかも土日オフって万全のはずだったのに350で16km超えたところでストップ。
しかも内容もよくなくて、前半は足が軽くていいリズムだったけど徐々に耐えられなくなってのペースダウン。
レースでは調子にのらないことが大切ってのがよくわかりました。
これが今日唯一の収穫です。
終始呼吸も苦しくて余裕なく、途中から雨も降ってきてランシャツ短パンではあまりにも寒くて、車のライトに照らされる度に「何やってんだろ」感がこみ上げてきて、半べそかきながら会社に戻ってきました。
多分おれを照らしてしまった運転手も「あいつ雨の中あんな格好で何やってんだろ、ヒゲ濃いし」って思っただろうな。
ただたんに9月が調子よく走れていただけでこれが実力なんだと考えるようにして、水戸は2時間45分切りを目標にしてとにかく抑えて抑えて走らないとな、って思いました。
正直ここからレースまで、走力を上げるためにできることはないです。
少しでも自信をもって本番を迎えられるよう、残されたポイント練習(来週のハーフペース走、一週間前の10kmペース走)をきちんと走りたいと思います。
去年を思い出してみよう
そういえば去年、レース一ヶ月前に山手線一周フルマラソンペース走にチャレンジして余裕で失敗したとき、おれの師匠でありコーチみたいな存在でもある同級生がこんな風に励ましてくれました。
「いつもレースペースで走ってたら体も心もぶっ壊れるよ。ここぞってときのポイント練習で10~15km、レースペースで走れれば大丈夫だよ」
当時はサブスリーを目指していて、このときのペース走も415を目指していたのですが結局、425くらいで25kmまで走ってDNFでした。
でも一ヶ月後のレースではサブスリーどころか2時間51分でゴールできました。
だから今回もあまり悲観的にならないでちゃんと水戸に向けて気持ち作っていこうと思います。
こうしてブログにまとめていると目の前の結果だけじゃなくて色々な面で振り返りができてGOODです。
だとしたらくだらないキムタクのくだりはいらなかったんじゃ・・・
いや、マンネリ代表のキムタクを例に出すことによって今のおれの気持ちが少しでも伝わったはず!
そう考えればキムタクも無駄じゃなかった。
そうそう、キムタクがマンネリ化を脱するためにはまだやったことない職業を演じるしかないと思います。
ここはやはり、川内選手や牛山さんのような公務員市民ランナーしかないのでは!??
抜かしざまに「ちょっ待てよっ!」なんて、最高にセクシーですね。
(いやうざいよ)
ってこれ、MGCの名シーンじゃ・・・
いやその前にキムタクの髪型!!
おしまい。