左ひざの外側に違和感を感じながらもトレーニングに励む、自称インターバル狂ことパンコです。
やはり土曜に400m×10、月曜に1000m×5+1000mのインターバルはなかなか破壊力があったようで、ちくちく膝に違和感を感じます。あと股関節もちょっと痛くなるかもなぁ、みたいな感じです。
でもこれはどちらも全然大丈夫な違和感です。
経験の浅いランナーだったら「やべ!膝やった!」と感じてしまうかもしれません。でもおれは過去に感じた違和感や痛みを鑑みて次の練習を判断できるサイヤ人系ランナーです。
ですから、今感じている違和感は「走ってりゃそのうち消えてなくなる」ものであり、いわゆるフリーザによって消滅させられる惑星ベジータのような痛み、もしくはベジータつながりでいえば、「へっ!きたねぇ花火だ」と罵られながら大気の塵と化したキュイのような違和感、ということができます。
要は痛みとか違和感の見極めってランナーにとってはとても重要だよねって話です。
おれはまだ走り始めてそんなに経ってないってこともあるし、自分に甘くてそこまでストイックに追い込んでいないことも功を奏してか、走れないほどの大けがをしたことがありません。
やっぱり学生のときの経験がそれなりに活きているのだと感じます。
腰、肩、足などあちこちに「違和感」を感じながら練習に取り組んでいるうちに、あぁこれ以上やったら痛くなるなぁ、とか、まだまだいける、みたいな感覚が自然と身についたんだと思います。
ということで今の違和感を消すために、また2月の仕上げとしてきっちり仕上げるためにインターバルやってきました。
外は「あッめッが、踊る、バスストップ!」だったのでトレッドミルで追い込みます。
疾走を18km/h、傾斜2%の3分半、リカバリーを1分半で。5本やりました。
外を走るよりはるかにつらく、残りの2本はマジで苦しくて我慢できず傾斜を1%、ラストは0%に下げました。
いやーきつかったぁ。
ブワッて一瞬目の前が真っ白になる感じ、やっぱりインターバル最高!!!(正気の沙汰ではない)
ところで、おれはいつもオーディオブックを聴きながら走っています。
このブログでも何度か紹介している『死ぬこと以外かすり傷』も何度も何度も聴いて、チャプターのタイトルが流れればだいたいどんなことが書いてあるのか思い出すことができるくらいです。
まさに憑依レベルの分析の第一歩です。
誰かを動かしたい、一緒に仕事をしたいと考えたときその相手の情報を全て自分に取り込んで、「自分が相手ならどう考えるか、どう行動するか、どう発言するか」をとことん想像して想像しつくして相手が動くようにはたらきかける、そのことで難しいと思うような相手でもパートナーとして仕事を進めることができる、というようなことが書かれています。
著者は幻冬舎の編集者である箕輪厚介さん。
この箕輪さんにはたくさんのファンやフォロワーがいますが、果たして「箕輪」ってなにも見ないでパッと書ける人どれくらいいるのかなぁ。三ノ輪、ならすぐに書けるんですが、箕ってあんまり使わないからおれは書けませんでした。ちなみ茅葺屋根も難しいです。読むことすらままならん。(大バカ)
その箕輪厚介さんがどうしたの、って話ですがなんと編集者だってのにCDを出すようなのです。
確かに著書の中に「いきたい」を「いきます」へ、「やりたい」を「やります」へ口癖を変えろと書かれていましたが、まさかCDまで出すとは思ってませんでした。
人生の応援ソング、箕輪さんが熱狂した想い入れのある楽曲を選曲したコンピレーションアルバムとのこと。新人アーティスト「箕輪★狂介」による新曲2曲も収録だそうです。
箕輪★狂介にふれるとおれも火傷しそうなので放っておくこととして、そんなことよりコンピレーションアルバムってなにかなって調べてみたら、どうやらひとつのコンセプトに沿っていろいろな曲を集めたアルバムのことを指すようです。
なるほど、勉強になります。
そういう視点で改めて収録曲を眺めてみると、サブちゃんやらアッコやらがいたと思えば、アアーイゴッチャァーアイルの鬼束ちひろさんもエントリーされており、ますます混乱してしまいました。
箕輪さんのコンピアルバムはそんなに聴きたい曲がなかったので(おい)、自分なりにいいものがないか調査してみました。
今の自分の気分にぴったりのコンピレーションアルバムを見つけました。
ソニーミュージックから出ている『心に響くご当地ソング』、これです。
やはり疲れた体を癒してくれるのは故郷の風景や母親の手料理、旧友との時間など幼き日の自分をよく知る自然や人と触れ合うことですよね。
もちろん誰もがそんなにすぐに故郷に帰れるわけではありません。
毎日膨大な量の仕事を抱えているサラリーマンやサラリーウーマン、家事全般を担い実質的に家庭を支えている人、仕事をサボってお菓子を食べながらブログ更新のためにキーボードをたたき続けるひげ面の男など、現代の中年は毎日大忙しです。
そんな時頼りになるのが歌、ミュージック、MUSICいやSongsです(ウザイ)
ご当地ソングが集められたこのコンピレーションアルバムを聴けば、きっと現代人が忘れかけている「何か」を思い出すことができるでしょう。
ではラインナップを紹介します。(各都道府県はタイトルと歌詞からわかるものだけ抽出しました。夜勤で眠たい目をこすりながらまとめたので、認識違いや漏れなどあっても見逃してください。)
1 | 横須賀ストーリー | 山口 百恵 | 神奈川 |
2 | 東京ららばい | 中原 理恵 | 東京 |
3 | 中央フリーウェイ | ハイ・ファイ・セット | 東京 |
4 | 夏をあきらめ | 研 ナオコ | 神奈川 |
5 | 新宿の女 | 藤 圭子 | 東京 |
6 | 中の島ブルース | 内山田 洋 と クール・ファイブ | 北海道 大阪 長崎 |
7 | 大阪で生まれた女 | BORO | 大阪 |
8 | 悲しい色やね | 上田 正樹 | 大阪 |
9 | 恋人も濡れる街角 | 中村 雅俊 | 神奈川 |
10 | そんなヒロシに騙されて | 高田 みづえ | 神奈川 |
11 | 銀座の恋の物語 | 舘 ひろし デュエット with 青木カレン | 東京 |
12 | 東京 | マイ・ペース | 東京 |
13 | 襟裳岬 | よしだたくろう | 北海道 |
14 | 知床旅情 | 加藤 登紀子 | 北海道 |
15 | 松山行フェリー (Acoustic Version) | 村下 孝蔵 | 広島 福岡 |
16 | 瀬戸の花嫁 | 小柳 ルミ子 | 香川 |
17 | 京都慕情 | 渚 ゆう子 | 京都 |
18 | 東京砂漠 | 内山田 洋 と クール・ファイブ (歌) 前川 清 | 東京 |
19 | 津軽海峡冬景色 | 石川 さゆり | 東京 青森 |
20 | 京都から博多まで | 藤 圭子 | 京都 福岡 |
21 | 長崎は今日も雨だった | 内山田 洋 と クール・ファイブ | 長崎 |
22 | 神田川 | かぐや姫 | 東京 |
23 | 天城越え | 石川 さゆり | 静岡 |
24 | 落陽 (LIVE'73) | よしだたくろう | 北海道 宮城 |
25 | 地下鉄にのって | 猫 | 東京 |
26 | 縁切寺 | バンバン | 神奈川 |
27 | 精霊流し | グレープ | 長崎 |
28 | 東京流れもの | 藤 圭子 | 東京 |
29 | ウナ・セラ・ディ東京 | ザ・ピーナッツ | 東京 |
30 | ブルー・ライト・ヨコハマ | いしだ あゆみ | 神奈川 |
31 | よこはまたそがれ | 五木 ひろし | 神奈川 |
32 | 男はつらいよ | 渥美 清 | 東京 |
33 | 矢切の渡し | 細川 たかし | 東京 千葉 |
34 | そして、神戸 | 内山田 洋 と クール・ファイブ | 兵庫 |
35 | 雨の御堂筋 | 欧陽 菲菲 | 大阪 |
36 | 柳ヶ瀬ブルース | 藤 圭子 | 岐阜 |
37 | 北の旅人 | 加門 亮 | 北海道 |
38 | 霧の摩周湖 | 布施 明 | 北海道 |
39 | みちのくひとり旅 | 山本 譲二 | 東北 |
40 | 北国の春 | 千 昌夫 | 長野 |
41 | 港町ブルース | 森 進一 | 北海道 宮城 神奈川 静岡 高知 香川 愛媛 大分 鹿児島 |
いやぁ素晴らしい!
何が素晴らしいって何とか我が千葉県がエントリーされていることです。
群馬や千葉の永遠のライバル埼玉は関東だというのに含まれていません。まぁ茨城や栃木が入ってないのは当たり前として(おいおいおーい!知らねーぞ!)、世界に誇るマウント富士を擁する山梨県が入ってないのは意外でした。
実は調べている途中「あぁこりゃ千葉もダメかなぁ」なんて考えていたのです。でも33曲目の矢切の渡しって曲が、東京都と千葉県の県境を流れる江戸川で、葛飾区柴又と松戸を結ぶ渡し舟がある矢切を舞台にした歌とのことだったので、何とかエントリーです。千葉という出てきませんでしたがまぁいいでしょう。
それにしてもこうしてみると東京の人気は絶大です。
あと横浜(神奈川)も多かったですね。今も昔もおしゃれで都会的な街に憧れる気持ちは変わらないということが言えます。
東京 | 13 |
神奈川 | 8 |
北海道 | 7 |
大阪 | 4 |
長崎 | 3 |
宮城 | 2 |
福岡 | 2 |
静岡 | 2 |
京都 | 2 |
香川 | 2 |
広島 | 1 |
兵庫 | 1 |
長野 | 1 |
長野 | 1 |
千葉 | 1 |
高知 | 1 |
岐阜 | 1 |
鹿児島 | 1 |
大分 | 1 |
愛媛 | 1 |
青森 | 1 |
みちのく | 1 |
個人的にかわいそうだなぁと思ったのが特別枠としてエントリーした「みちのく」です。
各県の名前でもなく、東北という括りでもなくあえて「みちのく」と表記されてしまうくらい地味な存在、東北。
おれは実は生まれが福島県なので東北には愛着があります。ですので魅力いっぱいの東北についていつかまとめていければと思います。(そんなブログじゃねーだろ)
いつかと言わず、まず今日から始めます。
ちょっと衝撃的ですが、ジョージ山本の「みちのく一人旅」です、どうぞ。
こりゃーすげーや。(「みちのく一人旅 ふんどし」で検索してみてください。マジでビビります。)
今日から3月!
またいっぱい走ってガンバロー!
おしまい。