自称パンクロッカーのインターバル狂ことパンコです。
(もはやパンクロッカーなのかインターバル狂なのか自分でも何を書いているのかよくわかりません。)
おれは一応野球を大学卒業まで続けていたので、関東各都県と東北各県へよく遠征に行きました。
当時は今よりもモバイルコンテンツが充実していませんでしたから、移動中の楽しみといえば携帯電話(スマホじゃねー)でテトリスやるか音楽を聴くことくらいでした。
聴いていたのは当時流行っていた青春パンクを中心に、大好きなハマショーや尾崎豊、抜群にテンションが高いときは「ウィーーーーアーーエーーーーッッッックス!!!」とTOSHIを憑依させハイトーンボイスで叫びながらヘッドバンキングをしていました。
注:一応野球部です。
どうして遠征のバス内にギターを持ち込んでいたのかとか、髪型とかいろいろツッコみどころはあるかもしれませんが、そこは「ロック」、いや「パンク」なので悪しからず。
ヘッドバンキングをして首を痛めたのも一度や二度ではなく、そのたびに「監督、クビがいてーっす」と申し出ては試合をサボって、出番のない投手陣やメンバー外のデータ班とネット裏で遊んでいました。(首痛めてなくてもお前みたいなやつは試合出れねーよ)
今思えば若かりし青春の日々です。
そんなこともあって、気分を上げたいときやレース前などはテンションの上がる系の曲を聴くようにしていたのですが、どうも最近「なんか大したスピードで走ってるわけじゃないのにどうも疲れるなー」と感じることが増えました。
バカみたくインターバルやったりレース後にきちんと休まないで練習したりしたから疲れがたまっているのかもしれません。
でもJOGで疲れるってのはおかしいな、ちょっと状況チェックしてみようと思います。
まずウエア。
基本ナイキのロンTに寒かったらエアロロフトのベスト、これもナイキ。大迫選手が「マラソンは作品さ」発言をした伝説のインタビューのときに着用していたものです。なので早速おれも真似しました。(めっちゃ高かった…)
下は12月から2月はロングタイツ2枚をローテ。あとの時期はハーフタイツ。厚手薄手をそれぞれ3枚ずつ。ってことで最近はロングタイツです。
おれはタイツの上に短パン履いたりしません。スマートじゃないしキプチョゲ選手や大迫選手がタイツの上に短パン履けばおれも真似しようと思いますが、それまではやりません。足短く見えるしかっこ悪いからです。
女性にはすっかり短パンタイツスタイルが定着してます。
男ならシティハンターの冴羽獠みたいな「もっこり」が気になるから短パンで隠すっていうのもまぁわからなくもないですけど、女子たちは一体何を隠したがってるのでしょう。
股になんか隠してんのかな?この前奥さんの風呂のぞいた時は特に何も隠されてなかったように見えたけど、湯けむりではっきり見えなかったからなぁ。
ちょっと後で確認してくるかなぁ。(そろそろ逮捕も近いな)
普段は目指せ美脚!とか足長くなりたい!とか画像加工してまで細く長く見せようと躍起になってるのに、なんでランニングの時は短足スタイルを好むのかよくわかりません。
おれが女だとしたら、タイツならタイツだけ、短パンなら短パンだけ、でも日焼け気になるから通年ロングタイツですかね。寒暖は生地の厚さで調整です。
スマートに走ろうぜ!(うるせーよ)
ちょっとそれてしまったので話を戻します。
ウエアについてはそんな感じで、シューズはストラクチャーかペガサス34です。インターバルだからって軽いシューズ履いたりしません。この2足がだめになったら次の2足を、って感じで常時2足をローテーションしています。ちなみに次に出番を待っているのはストラクチャーの色違いとメルカリで売ろうと思ったけどやめておいたペガサス35シールドです。
はぁ。またおんなじ組み合わせかよ。ペガサスは34から35にアップデートされるけどどうせそんな変わんねーだろうし新鮮味にかけるやなぁ。思い切ってストリーク6か7買っちまおうかなぁ。
で耳元はAmazonで買ったBluetoothの独立型イヤホン。
あまりに種類が豊富でどれにしようか一瞬迷ったのですが、別にどれでも変わんねーやと思って適当に買いました。迷ってる時間がもったいねー、その時間に1km走れるわぃ、と。
ポイント練習のときは無音でJOGのときはこいつを耳にぶっ刺して走ります。
やる気出すために冒頭に書いた激しめの曲をスタート前に聴いてテンションを上げ、そのままの状態でスタートします。
どうもこれがよくない。
足音も息遣いもウエアのすれる音も聞こえないからリズムに乗りにくいと感じるんです。
あとついつい昔のくせで走りながらヘッドバンギングしちゃって、トランス状態になるってことも一因です。(そんなやついたらマジで通報されるよ?)
ここまで書いて今思い出しました!
幼き頃、「お父さん」のことを「おとさん」と呼んでしまいそのまま大人になった男の子が主人公の野球漫画のことをです。
タイトルは確か「ドリームス」!
いやまて、ドリームスは試合中だってのに登場人物があまりにもごちゃごちゃしゃべりまくって全然試合が進まない野球漫画だった。
えー、とじゃあこれだ!「モンモンモン」!
ん、ちょっと違うか。これは確かサルが出てくるギャグ漫画だったような。確かに刑務所編で野球やってたけどモンチャックがフォアボール連発しているシーンしか記憶にありません。
はいそうです、「メジャー」です。
メジャーでこのシーンはあまりにも有名なのではいまさら取り上げるのもちょっと恥ずかしいのですが、眉村ってバケモノが試合前の儀式としてトイレで「オーケストラ」を聴いて気持ちを集中させるというのものです。
マジかっけー!と読んだ当時は思いましたが、実は単なるビビりで、腹がゆるくなるのをおさえるためにトイレにこもっていた、と知ったときのがっかり感はこれまた忘れられません。
だがしかし、これだ!
おれもこれでいこう!
ど派手なパンクやつまらないラジオに耳を傾けるのではなく、トレーニング前の静寂に「クラシック」を、そして動き出してから体のリズムと連動させるように「オーケストラ」を!(クラシックとオーケストラの違いってなんだ?)
よくわからないけど、あんまり速いビートの激しめの曲じゃなくて落ち着いた感じで走りに集中できる音楽を聴くようにしてみました。
よし!まずは剣の舞だ!
・・・
はえー!!!!
木琴の「もうこれ以上たたくのはやめてくれ!勘弁して!」と言わんばかりの音は、おれの足音よりも数倍はやいです!!
このピッチに合わせたペースで刻んだらJOGどころじゃありません。インターバル、いや短距離ダッシュ、いやいや、人間ではこのピッチで刻むのは無理です。
えーい!次だ、次!
なんかかっこよさそうな曲を発見!なになに?ルカ受難曲?
・・・
こえー、マジで怖すぎ。何だよこれ、本格ホラーのBGMかよ。
おれは基本的に夜勤前と休憩中、暗いときに走ることが多いのにこんなこえーの聴きながら走れるわけねーっつーの!
というかリアルに怖くて休憩中のJOG、一回とばしちゃったよ。
呪われてないかなぁ。こわこわー。
やっぱり無難にオーディオブック聴きながら走るのが一番です。
ランニングで気分もオープンになってるからインプットにも最適です。
あー怖かった。
おしまい。